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『りーでぃんぐばぐず』に関するもろもろ
『紙ワンダーランド』
 

ふなばしアンデルセン公園で開催されている

虫つながりでお友達の切り紙作家なべさん、正しくは鍋島通弘さん
浅見雅信さん我流切紙人さんのお三方の作品展です。

ちなみに私の作っている本の虫は、虫に見えますが読書好きなです。

それはさておき、会場では「森」「草原」「水辺」「水中」と
ほどよいボリュームのジオラマとして展示されています。
実物よりも大きめなのが観察しやすくてグッドです。

中には大きくなってぎゃっと叫ぶようなのもいます。


ほらね。

お三方の作品は、同じ切り紙で生き物を創ると共通ですが、
好みや個性が出てますので、そこらへん注意深く嫌らしく観察されることをお勧めします。
生き物好きならではの細かいこだわりなど、大人がみてもほほ〜と感心したり興奮したり。
生き物だけでなく、そうこのジオラマもいい味です。
ジオラマに溺れすぎてないあたり、観察する側との垣根が低く親近感が湧きます。
子どもの頃こういうの創るの大好きだったお父さん、たくさんいるはずです。
懐かしく感じるんじゃないでしょうか。

この日は雨でアンデルセン公園自体の入場者が少なかったのですが、
それでも展示室までの階段を駆け上って来たちびっこたちが
展示室に入るなり「すげーーー!!!」と歓喜の声を響かせていました。
現代のわんぱくたちにもたまらない展示です。

そして、、私もだんだんたまらなくなってきました。
ええ、別の意味でね。。

ちびっこたちがいなくなったのを見計らい。。。


わーい、わーーい!
どぼーんと展示に乱入〜〜〜〜。

絶対にしちゃいけませんっ。



こらーーーー!
きゃ〜〜〜〜〜〜!!にげろ〜〜〜〜!!!


みたいな。。

なべさん、ごめんなさい。


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・日程 : 2013年6月15日(土)〜8月4日(日)
・時間 : 9:30〜16:00、9:30〜17:00 
※時期によって変わりますのでHPでご確認ください
・場所 : ふなばしアンデルセン公園 こども美術館(展示室1・2)

ワークショップ
・日程 : 2013年7月6日(土)、20日(土)、27日(土)
・時間 : ①10:30〜12:00 ②13:00〜14:30
※こども美術館で受け付けますので詳細はこちらをご覧ください
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posted by yazawanko | 09:18 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
GARDEN

おひさしぶーりぶり。 

書店のバイトを始めてから時間のやりくりがとても大変になってます。
なので滞りがちで申し訳ありません。

上記写真は取手のomonmaTENTに入れた虫たちです。
8匹ほど納入いたしました。
こちらは流れ作業のためひとつ800円です。
その時の気分で価格が変わりすぎると言われます。

で。

ただいまTENTでは、『GARDEN』というイベント中。
ギャラリーを庭にみたてて春らしい作品の展示なのです。


こんな感じ。
手前はモザイクでできた花……ではなく「虫歯」!!!だそうです。
茶色の虫歯は神経がいかれちゃったのでしょーか。。痛そうだ。

奥には私の密かなアイドル、モーリーこと森岡さんによる
おにぎりの花びらでできたラッパ水仙。
大金持ちになったら彼の巨大な作品を購入したいですね。


壁はオスギさんのエッチング。
素敵です。
オスギさんの花によるドレスも良いけれど、
私はこのシリーズが一番好きです。
好みの部分を「このへんちょーだい」というと売ってもらえます。

ほんとの庭の木蓮は散ってしまいましたが、GARDENは花盛りです。
ぜひ週末にどうぞ。(駅からバスだけど)

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『GARDEN』

4月の週末 11:00-18:00  (金・土・日・祝日のみ営業)
茨城県取手市小文間4154-4
0297-63-3533
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posted by yazawanko | 08:30 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
青呼のクリスマス「きゃら子の世界」展

ご近所で友人の作家・青呼(せいこ)さんの個展の搬入お手伝いに行ってきました。
青呼さんが創作しているのはきゃら子というユニークな女の子です。
ええ、けしてオバケウサギではありません。
ここ数年は、きゃら子とぶぶ子というみどり色の女の子(見た目はブタ)との
かわいらしい世界が繰り広げられています。

メインは油絵(のはず)ですが、
いつもギャラリーいっぱいにもちこまれたオブジェで表現された世界感が魅力です。
その世界を作るために重要なスタッフが彼女の友人や家族たちです。
青呼さんのアイデアを周囲の人々が全力でサポートして作り上げているという印象です。
彼女自身も仲間無しでは創作はできないと語り、
その感謝や信頼関係を伝えようという気持ちが、
また次の創作の糧となりイメージになっているようです。

で、スタッフがたくさんで手の余った私はさとられないようにサボりつつ
ちょいと展示中の写真を盗み撮り。


一目をひく真っ赤な動物の油絵を展示したコーナー。


ギャラリーの中央は、ソファとテーブル。
このあと、販売用のグッズがたくさん置かれました。
クリスマスのプレゼントによろしいかと思われます。
あ、あのソファの背部分に描かれているのがブタみたいなぶぶ子です。


実際に観ると色使いが面白いのでぜひ。


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青呼のクリスマス 「 きゃら子の世界 」展

 〜 
ありがとう いつもそばにいてくれて 



伊勢丹新宿店本館5Fアートギャラリー
>>>>>>
12月19日(水)〜24日 10:00〜20:30


*毎日2時〜6時まで在廊



ミニコンサート:
12/23(日) 13:30〜14:00/15:30〜16:00 


音楽デザイン:井上洋一 
ピアノ演奏:山地真理
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posted by yazawanko | 09:07 | art & event | comments(2) | trackbacks(0) |
杉山啓子のエッチング展『Twisted Margaret』
 

水曜日は、友人杉山啓子の個展の搬入のお手伝いに行ってきました。

高いところの作業は大抵わたくしがヘルプいたします。
特に今回杉山は持病の腰が過去最悪の状態で、
痛みをこらえインスタレーションをする姿は二足歩行のカマドウマ、、、。

あわれ。。。



可哀想なので腰のおれたところは隠して撮影。
和紙に刷った花をドレスに仕上げています。
これら一枚一枚もお求めやすい価格でご購入いただけます。
名付けて『piece by peace Project』
会期中、杉山はだいたいギャラリーにつめておりますので、
直に創作意図をお聞きになり作家の気持ちをお受け取り下さい。

ギャラリーオーナーななちゃんも制作過程を撮影。


期間中美味しいコーヒーをいれてくれることでしょう。


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杉山啓子のエッチング展『Twisted Margaret』

11月30日〜12月24日 11:00-18:00  金・土・日・祝日のみ営業
茨城県取手市小文間4154-4
0297-63-3533
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posted by yazawanko | 09:10 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
会田誠と文学フリマ

この日文学フリマに行く予定だった私に都合良く会田誠展のお誘いも入り、
どうせならと2件を3人でまわることになりました。

はじめに森美術館の会田誠へ。
作品は見た事のあるものものから無いものまで。。
とにかく…この人は思いついたものは片っ端から全力で作り上げなければ
気がすまないんだなと。。。そんな印象です(笑)
圧倒的なテクニック、まちがいなく天才。
でもタイトルは「天才なのにごめんなさい」ってするべきだww。

ほんとに素敵です。
最後のカーテンで仕切られた部屋はエログロです。
出て来る人がみな渋い含み笑いのようななんとも言えない複雑な表情で出てきます。
そこんところも鑑賞のひとつです。
隅々まで気を抜く事無くご鑑賞いただきたい。


あ、2カ所ほど写真撮影が可能なものがあったので、そのひとつを。。

おにぎり仮面です。
観たときは気付かなかったけれど、
こいつ自分の出したウ●コの上に座っていたのだね。


で、ランチはタン塩定食。
(汚く感じるのはなぜ?)


流通センターの文学フリマへ。
こちらは、私がちょっと覗いてみたかったのでふたりを道連れにした感じ。
コミケの文学バージョンとでも言うのだろうか。

今話題の作家さんたちもこういうところで活動していたと聞いたので、
未来の芥川賞直木賞作家に出会えるかも〜〜と期待しましたが、
そんな人を見つけるのは到底不可能な混沌っぷりでした。
肥えた読者なら片っ端から冊子を購入して読み倒したら
見つけることができるかもしれませんねー。(肥えた読者?ww)
私たちはお金がないのでそんな事はしませんで、雰囲気を楽しんだだけなのでした。



**

埼玉の展示があと数日。
虫たちがもどったらサイトのID ページの更新をせねば〜〜。



posted by yazawanko | 10:20 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
ワークショップ-2-
 

ワークショップ2回目が終了しました。
今回もたくさんのちびっ子ちゃんが来てくれましたよ。

ママチームとパパチームに別れてどちらも親指姫をつくってくれました。
そっくりの可愛い双子ちゃんですが、作品はそれぞれの個性がでました。
ママのつくったてんとう虫や、パパがこだわった王子様の前髪にも注目ですよ〜。





おうち型のボードを上手につかってマッチ売りの少女をつくってくれました。
美味しそうなケーキやドーナツ。
毛糸の髪の毛をなんと器用に三つ編みにしてます!





お兄ちゃんは黙々と細かい作業で兵隊を作りました。
妹さんもドレスの形にこだわり、最後には華やかな作品に。
兄妹の集中力に驚かされましたよー。



お皿に盛られたフルーツを作ってくれました!
とても丁寧な作業で、粘土の表面の滑らかさが素晴らしかった。
美味しそうなのができたね。



お姉ちゃんは、お友達が連れてくるというワンチャンを作りました。
心がこもった素敵なプレゼントになったね。
妹さんは人魚姫。
とても可愛い色合いで優しい人魚姫が表現できたね!




先生(わたしだってば)の見本を忠実に作ってくれました。
でも先生より色も可愛らしくて上手だわ〜〜!
来年はアシスタントに来てもらおうかしら(笑)




おばあちゃんと来てくれた女の子。
みにくいアヒルの子を作りました。
細かいひよこはおばあちゃんもお手伝い。(おばあちゃんすごい〜)
そして、なんと言っても薔薇! 細かくてほんとにリアルに作ってくれましたね。




最後に笑顔の素敵なお姉ちゃんと弟くんたち!
お姉ちゃんは、たくさんのお魚と楽しそうな人魚姫。
花模様のしっぽ(というのか?)がとても素敵です!
大きい弟くんは親指姫。
池の蓮の葉の上にいるんだね。とても可愛いのができたよ。
一番小さな弟くんはパパと楽しい世界をつくりました。
蟹がいたり、怪獣がいたり、電車が空をとんでいたり。
中心にいるのは僕かな、パパかな?





こうして今年もワークショップは終了しました。
みんな楽しんでくれたかなあ。
準備は大変なんだけど、ちびっこの作品や笑顔をみるとやってよかったなと
いつも思うのであります。

お手伝いしてくれたスタッフの皆さん、来てくれたお友達に感謝です。
ありがとうございました。


夏休みももうあとわずか。



さて、うちの息子たちの宿題はどうなったかな〜〜〜。
どよーーーん。



posted by yazawanko | 16:47 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
ワークショップ-1-
 

日曜日。
船橋アンデルセン公園 こども美術館にて。
「粘土でつくるアンデルセン童話」ということで
ちょいと半立体で制作するワークショップをおこないました。
でも「みんな作りたいもの作っていいぞ!」です。

今年で3回目です。

今の子どもたち、想像力がない、集中力が無い、などと言われますが、
ここに来るちびっ子たちはもーすばらしーんです。

まあまあ見てください。
同じ題材でも個性がでます。
この女の子はとても透明感のある人魚姫が出来上がりました。
最後に顔を入れるところは、ママも先生(あたし)もドキドキ。
大成功だったね。





こちらはとても大人しかった男の子の作品ですが、
のんびりしているように見えてちゃんと表現したい事を持っていました。
愛猫への愛情があふれています。
楽しかった?と聞くと、静かに「うん」とうなづいた小さな声がとても力強かった。



こちらもおっとり可愛い女の子。
ママが虫さんをたくさん作り、いっぱい貼ってくれました。
親子で本の虫を気に入ってくれたんだよね。
カエルのおへそが可愛いぞ。



お姉ちゃんと



妹さん。

お姉ちゃんはママとたくさんの動物を作りました。
粘土のコネ方が丁寧で、とても仕上がりが綺麗なのです。
妹さんは最後までひとりで頑張りました。
すごく華やかで楽しい人魚姫のできあがり!



元気いっぱいの男の子。
作りながらテーマが二転三転。
最後は宇宙のようなシュールな作品に。
ママも頑張りました(笑)



ママのお洋服をリサイズして親子お揃いのドレスの女の子でした。
こちらも人魚姫をひとりで頑張ってつくりました。
先生(わたし)の話をしっかり聞いてくれたね〜。




この日一番に来てくれた家族連れのお姉ちゃん。
発想がとても豊かでおしゃべりがとても面白かった。
これは空を飛ぶ幸せの国。虹が出て幸せの青い鳥もいるんだよね。


その弟くんの作品。
なんと言っても、ヒトデの形がユニーク!
なんて気持ちよさそうなんだ。
ママも頑張りましたよね〜〜。


と、こんな感じでした。

時間は2時間程度ですが、その間きっちり机に向かい集中も途切れません。
それぞれ作りたい形、つけたい飾り、こだわりがありました。

さて、夏休みも半分くらいまできたのかな。
みんな自由課題として学校に持って行けそうで何より何より。




次回は19日です。



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posted by yazawanko | 22:22 | art & event | comments(2) | trackbacks(0) |
HARE-yaさんの下駄
 


ふふふ。。
下駄!の展示会に行ってきました。

神楽坂。

ろうけつ染めの絵付けされたHARE-yaさんの下駄。
webで一目見た時から惚れてました。

これは単色ですが、少し色のはいった物など
どれもこれも実に上品で素敵なのです。
ちょっと履かせていただきました。


うおおお!


普段はいている下駄とは比べ物にならない軽さと履き心地。
足の裏に優しくぴたりとはまります。
会津桐下駄だそうです。。。なんと、、

や、優しい〜〜。。。



王子様、この下駄は私の足にぴったりなんですってば。。。



着物はもちろん、洋服にも…。
おすすめですよ。

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2012年 春の展示会「まる・もん」展

2012年4月26日(木)〜5月1日(火)
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
神楽坂 gallery坂
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posted by yazawanko | 20:14 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
菱山裕子展
 

久しぶりに快晴。
お昼くらいに一度パラつきましたが、
持ち直していつになく気持ちのよい日曜日でした。

自転車でも頑張れば行けそう程度・印旛沼のほとりに
メタルアートミュージアムというところがあります。

息子たちと行って参りました。(自転車じゃなくやっぱり車だよ)

現在開催中は、3月17日からの菱山裕子展です。
菱山さんがここでやるのを知ってから心待ちにしてたのであります。

アルミニウムの網のような素材を使用しての立体作品で主に人物と動物など。
仕草や表情がユーモラスで、思わず微笑んでしまいますが
ちょっと毒のようなものも感じてとても奇妙な幻想世界。
欲を言えば、菱山さんの作品は照明を工夫してもらえると
もっと独特の世界を堪能できると思うのでした。
でも明るい空の下のも充分楽しめますよ。

そんなわけで、陽が暮れて閉館ギリギリも行ってみたいですね。


菱山裕子展
2012年3月17日(土)〜4月15日(日)
(休館日:月曜日、祝祭日の翌日)




私の虫も神楽坂のBarで展示中↓



posted by yazawanko | 15:51 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |
ジャクソン・ポロック展
 

東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
『ジャクソン・ポロック展』


先日友人ozzyと行ってきました。
311のあの日もやはりozzyとここ近代美術館へ
岡本太郎展を観に来て被災しました。
いつもなら都内へ出る時は必ず誰かに言って行くのに、
この日は実家の母にも隣家にも知らせず出て来てしまったため
遅くなるまで小学生の息子たちと連絡がとれず不安な思いをさせてしまいました。

。。


という事もあり、この日はちゃんと行き先を各方面に知らせ外出。

ここのところ茨城千葉を震源とする揺れも多いので
ふたりしてなんとも言えない緊張の一日ではありました。

何もなければ大丈夫。

何が大丈夫なのかさっぱりわかりませんが、
ちょっと負荷をかけて乗り越えるような、、
この1年間そんな事をちょいちょいしてる気がします。



さて、展示はポロックの初期から晩年まで約70点あまり。
初期から全盛期までの作品の移り変わりに、
ポロックが表現の技法を手に入れ、こなれていく様子がみえます。
しかしそれはあくまでもテクニックであって、
彼が求めてる答えを得たわけではないように思います。
ポーリングやドリッピングといったスタイルで、これでもかと絵の具を重ねるスタイルは
まるで不安な言葉を書き続けたらいつか楽になると思い込んでいる小説家のよう。
言葉にできれば正体もはっきりしようが。。。。
躍動感溢れる画面のはずなのに、なぜか満たされず重い気分になるのは
そういう事なのかもしれないな、、、、と思いました。
描いても描いても彼の心の中は
初期の暗い沈んだ自画像がすべてだったのかも。
うん、なんとも生真面目なアーティスト。。。というのが私の印象です。







posted by yazawanko | 00:47 | art & event | comments(0) | trackbacks(0) |